高配当の魅力②

高配当株。
日本の配当性向の平均は21%くらい。つまり会社の利益のうち20%程度を投資家に還元している。
ところが欧州では40%を越す配当性向である。
アメリカも実は低く28%だ。

これはどういうことか。
アメリカも80年代は配当利回りが5%程度であったが、その後1%台にさがり現在は2%ほど。
配当による利益還元をするのではなく、利益を再投資することによってより利益を生み出すという経営手法が主流だったからだ。
ところが、たとえばマイクロソフト。
1856年上場以来、1セントたりと配当をしていない会社だ。成長は続け、株価も続伸した。2004年ようやく1株3ドルの配当をだした。総額3,3兆円ほど。
この額2003年度の東証全上場銘柄の配当額と同じほどだ。やはりすごい。
では、なぜ配当を出すようになったのか。
アメリカでも減税法がまずあった。従来配当課税は36%を超えていたがこれが08年まで15%ほどに下がったこともひとつの要因だ。
そして何より投資家の変化もある。
ITバブルが崩壊し、投資家は成長し株価の利益を求めるのではなく配当を含めたトータルリターン。つまり絶対利益を求めるように変わったということだ。
また、日本で北越、フタタと続いているように企業買収にも過敏になっている点もあるだろう。いかに自社の株価を高くするか、そしていかに投資家に長期的に保有してもらえるような魅力的な株式にするか
真剣に考え始めているからであろう。
景気が停滞するとたいてい高配当は注目されるからということもある。
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by runrunm | 2006-08-28 22:57 | 資産運用
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