スティルパートナーズが明星食品の株式買い付けこの場合、敵対的買収を発表してから2週間。
スティルパートナーズの保有は23.1%。買い付け価格は700円。発表当時の株価と比較し14.6%のプレミアム。 前から内部留保の金額も多く、村上ファンドも購入していたが、このときは増配することによって売却している経緯もある。 昨日の高値は779円。大幅に上回った値段だ。当初から、ホワイトナイトつまり敵対的買収から企業を守る買収企業のことで、オリジン弁当を買収しようとしたドンキホーテに対しイオンがホワイトナイトであったのは記憶に新しいところ。 日清食品によるホワイトナイト観測が、記事となりさらに注目された。 まだ正式な発表ではないが、おそらく友好提携ということになるのだろう。 それにしても、 日本で敵対的買収はなかなか難しいようだ。 もちろん、敵対的であることはないが大型案件がまとまれば業績が回復する企業が多数あるわけだから経営者は自己の保全だけでなくグローバルな視野をもって欲しいものである。 敵対的買収は、日本では成功例がないが欧米でも決して頻繁に成功しているわけではないようだ。成功率は半分以下。30-40%台である。 ホワイトナイトで助けてもらっても結局独立経営は維持できなくなるわけで、 ま、買収を仕掛けられた側は資産を有効に活用できていないわけで。 配当性向がやたら高いのも考え物だが、設備投資先が無いというのも成長性が感じられないし、ま、再編の動きは重要なのだろう。
by runrunm
| 2006-11-11 10:50
| 資産運用
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