お正月から始めた坂東三十三箇所観音霊場巡り。これは、観音の心を求める”こころの旅”。
坂東三十三観音だが、この坂東とは、関東地区のこと。つまり、坂の東。箱根の坂、足柄峠から呼ばれている。そして当時坂東の武者が九州まで源平の戦いのために出陣したことからその戦いの後に供養や平和にための祈願で出来たのがこの三十三観音の由来のようだ。 鎌倉時代の初期には坂東三十三観音霊場が開設され供養、祈願、心の修行のお参りの場となっている。 参拝方法として言われているのがこちら (一)霊場に入ったら、水屋で口をすすぎ手を洗う。 (二)鐘楼で鐘を打つ(参拝後は戻り鐘になるので打たない) (三)本堂向拝で所定の箱の納札、写経を納める。 (四)ご灯明、線香、賽銭をあげる。 (五)ご本尊を念じ、合掌し読経(心経、納経経、十句観音経、本尊名号、回向文など) (六)納経所で所定の納経料を納め、納経帖、軸、おいずるなどに譲り合いのこころで納経宝印をして頂く。 そして今回私が、GWに訪れたのはこちら。 佐白山 観世音寺 ( さしろざん かんぜおんじ ) ご本尊十一面千手観世音菩薩 笠間のつつじ祭りは実は、この観音霊場めぐりのおまけ。 本当は、佐白山 観世音寺が目的なのでした。行ったら、つつじ祭りに遭遇したのだ。 バイクを駐車場に止め、長い階段を上るとそこに本堂がある。 12時6分に到着した。早速納経してもらおうとすると、12時から1時まで昼休みのメモが。 なるほど。秩父の33札所めぐりもしたが、お昼休みに当たるのは初めてだ。 山頂まで歩きジャージーミルクアイスなどほおばり1時間後に再び訪れた。 納経していただく間に、井戸の水、玉露のお茶を住職が出してくれる。いやー、ここの住職が味がある。 本来、”ご納経”は自分で書写して、寺院に治めるものだが現在は、簡略されてご朱印を頂くことでも参詣の証となっている。 そこでこの住職渡してくれたのが延命十句観音経。 待っている間に唱えなさいとのこと。もちろん唱えました。 内容は、お観音様、お観音様、お観音様にご縁がちょうだいできるように定まっていてそのとおりになりました。み仏と、み教えと、それを伝えてくださる方にもご縁がちょうだいできて、常に心楽しく さわやかに暮らせます。 朝夕お観音様とおとなえします。 おとなえするたびにお観音様をご尊敬する心がおこります。お観音様、お観音様とおとなえして、お観音様から心を離すようなことはございません。(ですからお観音様 わたくしを見守っていて下さい。) 愛用の朱印帳
by runrunm
| 2007-05-07 22:30
| 坂東三十三箇所観音霊場
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