2007年12月に言っていた。
2008年についてのアノマリーを。 西暦に7の付く年は、過去、悪いことが起きていた。だから2008年は投資の年なのかもしれない。なんて。 実際に、2007年は、サブプライムローン問題がクローズアップされた。8月の世界同時株安はサブプライムショックと名づけられた。 そして、その10年前の1997年。 山一證券、北海道拓殖銀行が自主廃業、破綻。 さらに10年前の1987年10月にはブラックマンデーがあった。 もう少し振り返ると、1977年 円高ショック、1967年 英ボンド危機、1957年 なべ底不況、とあげればきりがない。 西暦の末尾に7の付くとしに株価が下落する要因が起こりやすい=次の年は挙がりやすいというのが過去経験則。 実際、日経平均株価を見てみると過去60年の末尾が8の年には、上昇率が高い。 そして、今年はアメリカ大統領選とオリンピック開催年。 有権者へのアピールのため金融市場にとっては追い風の政策から株価が上昇する確立が高くなる年のはずだった。 はずだった。 が、ふたを開けてみると 問題は悪化する一方、誰もが想像していなかった出来事が次々と起こることになった。 日本では、貯蓄から投資への政府のスローガンがようやく、徐々に浸透し始めていたといっても良かったが、 これで全てが吹っ飛んだような気がしてならない。 リスク=ギャンブル 資産運用なんて、結局ギャンブル。 せっかくの国際分散投資の勧めがおじゃんだ。 値上がりしているのが、国債と金じゃ、どうにも。 長期投資、そして分散投資を行えば必ず値上がりしていたこれまでの過去が覆され、 金融市場には悪魔が住んでおり、30年いや50年、もしかしたら100年に1度は全ての長期投資がおじゃんになる場合もあるということを誰もが知ってしまうことになった2008年か。 ここは買い時、思い切って!!なんていっても、疑心暗鬼多くの投資家が見向きもしない相場環境がしばらく続くのか。
by runrunm
| 2008-10-15 18:07
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